MDB市場情報レポート
電設資材卸売業(抜粋版)
1. 市場の沿革
2. 市場の動向
3. 市場規模の推移
電設資材卸売業の市場規模は2005年度で1兆1千億円と推定される。
2003年度までは建材卸との競争激化、小売業の浸透などが原因で低迷していた。参入各企業は、リニューアルや小口需要の取り込みへ注力するなど市場回復のための努力はしていたものの、これといった大きな決め手は見当たらなかった。
しかし、オール電化需要の伸び率がここ1、2年、加速化してきたことから、2004年度から一気にプラスに転じたとみられる。オール電化は西日本、とくに九州や四国地区から中部・関西地区へと浸透してきたため、関西地区、中部地区の主要企業が増収増益となった。2005年度においては全国的にオール電化効果が波及した模様である。
ただし市場規模が伸びている要因としては追い風需要となっているオール電化の普及とあわせ、小口ユーザーである電気工事店のニーズに対応したオーダーメードのサービスの供給という参入企業各社の姿勢が実を結んでいることも見逃してはならない。
4. 参入企業
参入企業は専業タイプが多く、松下電工系列の福西電機を除くと独立系企業が多いことが特徴となっている。グループとしてはトップの因幡電機産業系、ミツワ電機グループ(東北、東海等に系列会社あり)、扇港電機グループ(扇港電機、中部扇港電機、岐阜扇港電機、関東扇港電機)が3大グループであるが、そのなかで北海道〜九州までグループ会社も含めて自社内ネットワークを持っているのは因幡電機産業1社である。東京都内を中心に事業展開をしていたトシン電機も企業名をトシン・グループに改め、グループの拡大、サービス形態の多様化を図っている。
その他は、藤井産業は栃木、茨城、福島等の北関東及び東北南部地区に展開し、新明電材は、北関東及び関東地区を中心にカバー、岡田電気産業は、東北地区を対象(近年は東京への営業展開にも力を入れている)とし、北陸電機商会は、北陸地区等、本拠地エリアを中心とした営業展開を図っている。
<主要電設資材卸売業>
5. マーケットシェア
6. 市場構造
7. 市場予測
8. 関連機関