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MDB市場情報レポート

医療用X線フィルム(抜粋版)

1. 市場の沿革
2. 市場の動向
3. 市場規模の推移
 医療用X線フィルム市場は歴史が深く成熟した市場であるが、ここ数年は診断件数の増加に伴いわずかながら市場を拡大させており、690億円前後でほぼ横ばい推移しているものとみられる。
 一般の写真フィルム市場が大きく後退するなか、医療用具という堅実な需要を背景に、市場も安定した需要量をキープし続けるものとみられる。



(単位:億円)
年度 2003年度 2004年度 2005年度
医療用X線フィルム 687 689 694


*メーカー出荷額ベース
*輸出は含まない(輸入含む)


4. 参入企業
 日本における医療用X線フィルム市場は、4社によって構成されている。X線フィルム自体が一般フィルムと同様装置産業であり参入障壁が高く、成熟した市場であることもあり、新規参入企業が現れる可能性は低い。日系2社が市場の大半を占めており、その強固な地位を確立している
 業界トップシェアを維持するのは、富士フイルムの子会社の富士フイルムメディカルである。
2004年に千代田メディカルを吸収合併し医療診断システム機器販売などの業容をさらに拡大しているが、X線フィルムにおいても成熟市場のなかでさらにその勢力を強めている。
 業界2位のコニカミノルタ子会社であるコニカミノルタメディカル(2007年4月1日にコニカミノルタエムジーテクノサポートとコニカミノルタエムジーの医療用製品国内販売機能とを統合予定。新社名「コニカミノルタヘルスケア」)も2004年に共立メディカルと合併し、その業績を大幅に拡大しているが、コニカミノルタグループとしては、医療用X線フィルムから医療診断システム機器を中心とした医療機器にその軸足を移しつつある。
 業界3位のコダック、業界4位の日本アグフア・ゲバルトは、それぞれ米・独系メーカーの日本における販売子会社であるが、上位2社との差は大きく、今後の対応が注目される。
 昨今、世界的に成熟市場における再編の動きが目立っており、わが国の医療用X線フィルム市場参入企業や医療機器販売会社においても新たな再編の動きが起こる可能性も考えられる。

企業名 所在地
富士フイルムメディカル 東京都港区西麻布2-26-30
コニカミノルタヘルスケア(2007年3月まで「コニカミノルタメディカル」社) 東京都日野市さくら町1
コダック 東京都中央区新川2-27-11
日本アグフア・ゲバルト 東京都目黒区東山3-8-1

5. マーケットシェア
6. 市場構造
7. 市場予測
8. 関連機関
9. 参考文献




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