市場規模のレポート公開サイト|MDB 株式会社日本能率協会総合研究所


MDB市場情報レポート

医薬品カプセル(抜粋版)

1. 市場の沿革
2. 市場の動向
3. 市場規模の推移
 医薬品カプセルはソフトカプセル、ハードカプセルそれぞれの製造過程の違いにより受注方法が異なる。ソフトカプセルは製薬メーカーから薬剤の提供を受けソフトカプセルに充填し納品する製造受託方式が一般的である。また、ハードカプセルはカプセル本体を製薬メーカーに出荷することが一般的である。カプセルメーカーでは、ソフト・ハード双方の製造、受託、販売を行っているものも一部あり、医薬品カプセル全体の市場規模をとらえることは容易ではない。
 本稿では、ソフトカプセルに関しては加工費なども加味した製造受託金額を、ハードカプセルに関しては製薬メーカーへの出荷金額をもとに、市場規模を推定した。それによると、2005年の市場規模は180億円となり、薬価の引き下げ傾向のなか、製造受託の拡大やカプセルの高付加価値化などを受け、わずかながらも成長を遂げている。




(単位:億円)
年度 2003年度 2004年度 2005年度
医薬品カプセル 168 174 180


※ソフトカプセル製造受託金額とハードカプセル出荷金額の総額ベース
当社推定


4. 参入企業
 国内における医薬品カプセル業界の参入企業は、ハードカプセルメーカーとソフトカプセルメーカーに二分される。それぞれ中小規模の製造受託企業は全国に点在するが、ソフトカプセルメーカーでは2社、ハードカプセルメーカーでは4社の計6社が主要企業となっている。
 カプスゲル・ジャパンは世界的な製薬大手、米ファイザーの完全子会社である。前身のワーナー・ランバードがファイザーと事業統合を行って現体制となっている。世界的な開発力を活かした高品質のハードカプセルを製造する世界的トップ企業の日本法人である。
 クリオカプスは、1965年に設立され、塩野義製薬、米イーライ・リリーが親会社であったが現在はカーライル・グループに親会社が変わっている。日本・アメリカ・スペインに製造拠点を持つ世界的ハードカプセルメーカーの日本法人である。
 ソフトカプセルメーカー各社は、製薬メーカーから薬剤の提供を受けソフトカプセルに充填する受託業務を行っていることや、健康食品用カプセルにも対応していることなどに共通性が見られる。富士カプセル、東海カプセル、東洋カプセルはそれぞれ静岡県に位置する老舗企業であり、カーディナルヘルス・ジャパン408は米カーディナルヘルスの完全子会社である。

   
企業名 所在地
主要ソフトカプセルメーカー 富士カプセル 静岡県富士宮市北山4242-1
カーディナルヘルス・ジャパン408 東京都港区赤坂4-9-17
東海カプセル 静岡県富士市久沢168
東洋カプセル 静岡県富士宮市中里東町560
主要ハードカプセルメーカークリオカプス奈良県大和郡山市池沢町321-5
カプスゲル・ジャパン 神奈川県相模原市南橋本4-3-36

5. マーケットシェア
6. 市場構造
7. 市場予測
8. 関連機関
9. 参考文献




PAGE TOP



市場規模のレポート公開サイト|MDB/マーケティング・データ・バンク copy right