MDB市場情報レポート
筆記具(抜粋版)
1. 市場の沿革
2. 市場の動向
3. 市場規模の推移
筆記具の市場規模は、2005年で742億円程度と推定される。2003年から2005年にかけては微増で推移しているが、長期間の動きでは市場規模は縮小傾向にある。貿易統計によると、筆記具の輸入金額は年々増加しており、国内出荷額の減少傾向を、輸入金額の増加が補う形で、前年比プラスに転じ、市場を維持していると見られる。
国内企業間での競争激化、輸入品の増加に加え、流通チャネルの多様化により価格の低下が進んでいるため、筆記具メーカーは厳しい状況に置かれているといえよう。
筆記具のそれぞれの推移を見てみる。経済産業省の工業統計によれば、2000年から2005年の5年間で、鉛筆・万年筆が横ばいで推移しているなか、ボールペンの出荷額が減少傾向にある。財務省の貿易統計では、2003年から2006年の4年間の比較では、ボールペンの輸入額の顕著な増加に加え、鉛筆も微増傾向が見られる。
商品にオリジナリティや価値を付加し、消費者のニーズに応えるために、国内メーカーは商品の構造、インク、素材の開発・改良を重ねている。
| (単位:億円) |
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| 経済産業省「工業統計」、財務省「貿易統計」を基に弊社推計 |
当社推定
4. 参入企業
総務省「事業所・企業統計調査」によると、ここで述べてきた筆記用具に完全に合致するカテゴリはないが、近いメーカーを対象とするものとして、ペン・鉛筆等事務用品製造業がある。ペン・鉛筆等事務用品製造業の総数は、2004年では760事業所存在している。2001年には事業所の総数は834事業所であり、約9%程度、減少したと見られる。
国内の代表的な筆記具の製造企業としては、三菱鉛筆(株)、(株)トンボ鉛筆、(株)パイロットコーポレーション等が挙げられる。筆記具のメーカーは主要生産の品目に筆記具全般に加え、修正用品やのり等、文房具・事務用品に関連する商品の製作を行う企業が多い。しかし、近年の文房具・事務用品の競争の激化を受けて、OA関連品や印章、化粧品等に事業を拡大する企業も見られる。
<主要参入企業>
5. マーケットシェア
6. 市場構造
7. 市場予測
8. 関連機関
9. 参考文献