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養殖用飼料(抜粋版)

1. 市場の沿革
2. 市場の動向
3. 市場規模の推移
 世界的な魚消費量の拡大による各国漁獲量の増大に押され、日本の漁獲量は減少傾向が続いていることから、養殖魚の生産量は従来までは拡大傾向にあった。
 しかし、近年においては、2003年度をピークとして年々生産量が減少している。これは、2003年度は、ウナギの養殖をする際に必要な稚魚のシラスウナギの捕獲量が非常に増え養殖生産量が急増したこと、ハマチなど海水魚用のモイストペレットに使用する生餌の価格が高騰したためエクストルーダーペレット(EP)などの固形飼料へ急激に切替えが起きたことを要因とした特需であったと考えられる。
 その後、落ち着きを取り戻したものの2004年度はコイヘルペスの流行によりコイの養殖生産量が半減するなどから10%程度の減少となっている。



(単位:億円)
年度 2003年度 2004年度 2005年度
養殖用飼料 730 662 658
(社)日本養魚飼料協会


※生産金額ベース
(社)日本養魚飼料協会


4. 参入企業
 日本で養殖用飼料を製造しているメーカーは、ほとんどが(社)日本養魚飼料協会の参加企業である。
 (社)日本養魚飼料協会は約40年の歴史があり、設立当初からいくつかの企業が参加しては脱退するなど入れ代わりがあった模様だが、現在は下記の14社で構成されている。
 大きく分けると、畜産飼料を製造している比較的大手のメーカーが養殖用飼料にも参入したグループと養殖業が盛んであった地方で地域に密着した養殖用飼料メーカーとして発展してきたグループの2つに分かれる。
 そのため、前者のグループは資本力もあり工場の規模も大きくあらゆる魚種に対応する総合的な養殖用飼料メーカーとして発展してきており、一方後者のグループは地域によって魚種がある程度限定されるためその魚種にあった飼料を製造して発展してきた。

   
企業名 所在地
畜産飼料からの
参入企業
(全国区)
日清丸紅飼料(株) 東京都中央区日本橋室町4-5-1
日本農産工業(株) 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
日本配合飼料(株) 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9-13
協同飼料(株) 神奈川県横浜市西区高島2-5-12
協和発酵工業(株) 東京都千代田区大手町1-6-1
伊藤忠飼料(株) 東京都江東区亀戸2-35-13
昭和産業(株) 東京都千代田区内神田2-2-1
メルシャン(株) 東京都中央区京橋1-5-8
オリエンタル酵母工業(株) 東京都板橋区小豆沢8-6-10
地場養殖業への
飼料供給企業
(地域性重視)
金子産業(株)佐賀県唐津市中瀬通1-7妙見工業団地内
スクレッティング(株) 福岡県福岡市博多区博多駅東3-12-1
中部飼料(株) 愛知県知多市北浜14-6
日東富士製粉(株) 静岡県静岡市清水区清開3-1-18
林兼産業(株) 山口県下関市東大和町2-10-3

5. マーケットシェア
6. 市場構造
7. 市場予測
8. 関連機関
9. 参考文献




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