TOP > 中国市場調査 > 中国市場データバンク >拡大する百貨店 中国小売業規模の推移(2003年〜2006年)


拡大する百貨店 中国小売業規模の推移(2003年〜2006年)

2006年中国小売企業の売り上げが持続的に上昇した。中国における一定規模以上(注1)の百貨店の売上は1519.3 億元に達し、対同期比19.1%増、2006年社会消費財小売総額(注2)の1.99% を占めた。

小売チェーン店の売上における上昇率の推移(2003年〜2006年)
業態 2003年 2004年 2005年 2006年
百貨店 23.1% 55.9% 37.2% 19.1%
スーパー 46.1% 21.6% 33.0% 15.4%
専業店 140.5% 193.8% 67.5% 27.9%
専売店 10.0% 0.3% 89.1% -19.3%
コンビニ 69.7% 111.3% 3.8% 16.1%

2006年、百貨店の店舗数は著しく増加した。一定規模以上の百貨チェーン店の数は33.64%増で、専業店、スーパー等小売5業態のうち店舗数が最も増えた業態である。
2003年〜2006年において、百貨チェーンの店舗数の平均増加率は35.1%である。百貨店は店舗数の増加により規模が拡大してきた。
小売チェーン店の店舗数の増加率の推移(2003年〜2006年)
業態 2003年 2004年 2005年 2006年
百貨店 37.35% 41.66% 27.75% 33.64%
スーパー 13.97% 9.90% 46.96% 22.77%
専業店 81.75% 116.09% 41.08% 14.45%
専売店 25.75% 32.02% 7.87% 7.26%
コンビニ 104.54% 29.78% 13.81% 22.57%

2006年、一定規模以上の百貨チェーン店における営業面積も持続的に拡大し、対同期比18.94%増。
小売チェーン店における営業面積の増加率の推移(2003年〜2006年)
業態 2003年 2004年 2005年 2006年
百貨店 36.28% 46.97% 29.65% 18.94%
スーパー 43.08% 14.72% 34.01% 19.20%
専業店 151.82% 429.38% 15.64% 4.84%
専売店 -6.43% 6.88% 108.77% 5.04%
コンビニ 58.62% 87.97% -4.93% 20.19%
平均増加率 56.67% 117.18% 36.63% 13.64%

店舗数かつ営業面積の増加にしたがい、2006 年、一定規模以上の百貨チェーン店に従事する従業員も増加し、11.6% 増となったが、店舗数及び営業面積の上昇よりは下回った。
小売チェーン店に従事する従業員の増加率の推移(2003年〜2006年)
業態 2003年 2004年 2005年 2006年
百貨店 12.2% 36.1% 9.0% 11.6%
スーパー 43.2% 8.1% 26.9% 12.8%
専業店 85.7% 83.0% 31.3% 8.6%
専売店 16.4% 40.7% 57.9% 3.3%
コンビニ 88.6% 34.0% -5.6% 9.0%

2006年、一定規模以上の百貨チェーン店は店舗数及び営業面積の拡大にしたがい、企業の売上は急速に上昇した。小売における5つの業態のうち、百貨店は専業店に次いで 成長が速かった小売業態であり、一店舗における年間平均的な売上は3300 万元である。
2006年〜2007 年、百貨店における店舗数の増加率はこの数年間で最高となり、33.64% に達した。中国における百貨店は、主に店舗数の増加という手段により、 企業規模及び市場占有率を拡大させた。2006 年から百貨店における M&A も増えてきた。
2006年〜2007年、百貨店は規模を拡大させると同時に、収益率も大幅に上昇させた。百貨商業協会によると、2006 年の小売百貨店における売上は 3301 億元に達し、 対同期比 13.1% 増。主営業務における収益は 276.8 億元に達し、対同期比19.5% 増。 2003 年以降、初めて収益増加率が売上増加率を上回った。
百貨店における売上及び利益増加率の推移(2003年〜2006年)
2003年 2004年 2005年 2006年
売上増が率 42.9% 12.7% 18.0% 13.7%
利益増が率 26.0% 9.9% 10.1% 19.5%

※注1:一定規模以上(一定規模以上=年商2000万元以上の卸売企業、500万元以上の小売企業、200万元以上の飲食企業を指す。)
※注2:社会消費財小売総額(社会消費財小売総額=卸売、小売、出版、郵政、そのほかサービス等の業界において、個人または企業、学校などの団体向けに販売された商品) の総額。消費の活発さを推し量るマクロ指標。
※注3:専業店:専門的にある品種の商品を経営する店、消費者のある種類の商品に対する多様性なニーズに満たす。例えば、宝石店、洋服店、本屋、薬品販売店等。 専売店:主にあるブランドの各種商品を経営する店。例えば、ハイアルの電化製品の専売店、ナイキのスポーツウェアーの専売店等。

出所:中国小売業門戸網聯商網