2001年〜2005年 中国ビール市場の生産状況
ここ数年、中国のビール産業は好調に業績を伸ばしている。2002年に生産量は2,402.7万トンで世界トップとなった。2003年は、SARSや原材料値上げなどマイナス影響があったにもかかわらず生産拡大を遂げ、2,540.48万トンに及んだ。
2003年以降、中国ビール業界のM&Aが注目された。たとえば:華潤(SNOWBEER)が銭江(QIANJIANG BEER)、竜津(Anhui Lonking Group)を買収、燕京(YANJING BEER)が恵泉(HUIQUAN BEER)を買収、青島ビール(TSINGTAO BEER)が甘粛農墾ビールを買収した。2004年は中国のビール生産が対前年比116.1%で最も拡大した一年であった。が、2005年に、水の使用標準(1,000リットルのビール生産に95立方米の用水が限度)が実施されたことで原料の値上げをもたらし、ほかに電力不足による電力使用の制限もあり、国内の多くの中小ビールメーカーが経営難に陥った。
現在、中国人の一人当たりの年間ビール消費量は22リットルで、世界平均の27リットルより低く、さらに先進国の150リットルに比べてかなり低い水準にある。中国のビール産業には、大きな生産拡大の余地が潜んでいると思われる。
出所:中国統計年鑑 2006年