急増した乳製品市場は定着しつつある
中国都市では消費する主な乳製品は液体ミルク(低温殺菌ミルクとロングライフミルク(UHT殺菌法)を含む)である。1998年〜2003年まで、中国都市部における液体ミルクの消費量は毎年20%以上の増加率だったが、2004年の対前年比は1.13%増、2005年の対前年比は4.83%減と消費量は減少の傾向にある。また、一人当たりの平均消費量も17.9kgと2004年に比べ、約1,000g減少した。
これに対し、ヨーグルトの消費量は右上がり傾向で、2005年の一人当たりの消費量は3.23kg、2004年に比べ13.33%増となった。中国都市部の粉ミルク(全脂粉乳、加糖粉乳、調製粉乳等を含む)の消費量は2000年以降大きな変化はないが、2004年は“阜陽粉乳事件(子供に被害を与え、数名死亡した事件。)”の影響で一時減少したものの、2005年の一人当たりの消費量は3.64kgと回復の兆しを見せている。
1996年〜2005年 中国都市部における乳製品の消費推移
1996年〜2005年 中国都市部における乳製品タイプ別構成比
出所:「中国ミルク業界年鑑 2006年版」