中国ソフトウェア産業 ITサービスのアウトソーシングにも進出
2005年、IT関連製造業の伸長が鈍化しているのに対し、ソフトウェア産業は好調が続いており、産業規模・輸出ともに安定成長をしている。
2005年のソフトウェア輸出金額は35.9億米ドルで、対前年比は128.2%となった。成長率が鈍化している要因としては、2004年の高成長の反動効果もあるが、中国のソフトウェア輸出がEmbed Software製品を中心としており、オリジナル開発製品の構成比が低いこともある。
ただし、中国のソフトウェア企業の国際競争力は強化されつつあり、海外市場開拓の経験も積み技術開発能力と品質管理能力も進化し続けており、すでに17社のソフトウェア企業がソフトウェア開発組織の品質管理基準であるCMM(能力成熟度モデル)のレベル5の国際認証を獲得するまでになった。
現在、中国のソフトウェア企業は国際市場をターゲットにして、IT サービスのアウトソーシング領域に進出しはじめている。IT サービス・アウトソーシングの顧客としては、数年前までは日本に集中する傾向があったが、インドの人材不足と価格上昇に伴い、欧米ユーザーが中国のIT サービス・アウトソーシングに興味を示すようになってきている。
出所:中国信息産業部