2002年〜2007年 中国におけるモリブデン市場
中国のモリブデンの埋蔵量は335万トンで、世界第2位。モリブデン鉱物資源は、中国6大鉱物資源の1つである。
モリブデン鉱の分布部地区からみると、中国中部が全国のモリブデン埋蔵量の35.7%を占めて最も多く、次いで東北19.5%、西北13.9%、華北12%、南西4%となっている。省別では、河南の埋蔵量が最も多く、全国のモリブデン鉱埋蔵量の29.9%を占め、次いで陝西の13.6%、吉林の13%となっている。
中国のモリブデン鉱の資源区は、主、陝西省金堆成モリブデン鉱区、河南欒川モリブデン鉱区、遼寧鋼屯モリブデン鉱区、浙江省青田モリブデン鉱区、大黒山モリブデン鉱区である。主要な企業は金堆成モリブデン業公司がある。
中国はここ数年来モリブデン精鉱の生産量は比較的安定しており、モリブデンの生産量は3万トンのレベルを維持し、モリブデンの需要量は長い間安定的に1万トン余りのレベルで推移し、さらに輸出の依存度が比較的大きい。
2004年にモリブデン生産量が下がった主要な原因は、2004年の3月〜11月に葫芦島モリブデン鉱と青田モリブデン鉱を事故対策から整理縮小したためである。
2002年〜2007年中国における金属モリブデンの需給状況
備考:生産能力は全国のモリブデン精鉱の生産能力をさらにモリブデン金属の量に換算した(45%の標準的な含有量によって計算する)。産出量はモリブデン精鉱の生産量をモリブデン金属の量に換算している。輸出入量はそれぞれモリブデン製品をモリブデン金属量に換算している。
中国のモリブデンの75%は酸化モリブデンであり、モリブデン鉄の形で鋼鉄業界にて用いられ、その他はモリブデン化学工業製品、モリブデン金属製品の形で使われている。中国の経済発展の進展に伴い、鋼鉄業界の需要は旺盛で、モリブデンの需要増加を牽引し、2007年には鋼鉄業界はモリブデン消費量が10000トン以上までに達成すると予測される。
2007年中国における金属モリブデン用途別消費量予測
出所:日本能率協会総合研究所「中国レアメアル市場予測レポート」より
詳細は
こちら