2006年まで中国の科学技術経費への投入は持続的に上昇してきた。国の財政からの資金投入も増加し、社会全体が研究及び実験発展(R&D)経費(※注1)を投入する額が引き続き増加してきた。中でもR&D成果を新製品等へ転換するための実験費用が最も支出された。
2006年に中国における研究及び実験発展(R&D)の経費総支出は3,003.1億元に達し、2005年に比べると553.1億元の増加で22.6%増となった。
基礎研究の経費支出は155.8億元、対前年比18.8%増、応用研究の経費支出は504.5億元、対前年比16.4%増、実験発展の経費支出は2342.8億元、対前年比24.3%増となった。
2003年〜2006年におけるR&D経費支出の推移
部門別からのR&Dへの経費支出
実施の部門から見ると、企業における研究及び実験発展(R&D)の経費支出は 2,134.5 億元、対前年比27.5%増。政府部門における研究及び実験発展(R&D)の経費支出は
567.3億元、対前年比10.6%の増。大学における研究及び実験発展(R&D)の経費支出は 276.8億元、対前年比14.2%増となった。
政府が研究及び実験発展(R&D)への資金投入
2006年において中国政府がR&Dを投入した資金は1,688.5億元で、2005年より353.6億元の増加であり、26.5%増となった。中国における年間財政支出額の 4.2%を占めた、1998年以来政府が研究及び実験発展(R&D)を投入した最も高い資金額であった。
2003年〜2006年中国政府がR&Dを投入した資金(億元)
※注1:
研究及び実験(R&D)の経費支出:統計年度内に社会全体が実際に基礎研究、応用研究、実験発展等研究と発展の課題に基づき活動経費で、研究所、研究院の維持管理費、R&D活動に必要な経費及びその基本建設費を含む支出である。実際に研究及び実験のための人件費、原材料費、固定資産及び研究室の維持費、管理費及びその他の費用支出が含まれる。
出所:中国統計局